ゼミ報告
ゼミ報告(2024.6.10開催)
皆様こんにちは。M2橋本です。
2024/06/10のゼミの報告です。参加者は樋口先生、吉野先生、高井さん、竹村さん、新井さん,橋本でした。
前半のJCは竹村さんが担当し“Screening migrants for tuberculosis – a missed opportunity for improving knowledge and attitudes in high-risk groups: A cross-sectional study of Swedish-languages students in Umea, Sweden”を読みました。本研究は、スウェーデンにおいて語学学校に在籍する16歳以上の新規入国者に対し結核に関する知識と態度及び結核健診のプロセスとの関係を明らかにした調査でした。ロジスティック回帰分析において、オッズ比の表記の仕方について、正と負の関連をどう捉えていいのか、文中の説明と表(Table )の読み方について説明をしていただきました。今後、私自身の調査も多変量解析へと進めていくため参考になる論文でした。修士2年目になり、オッズ比、ロジステック、リスク比など基本的な事はおおよそ理解できるようになってきましたが、まだまだ論文精読には修行が必要だとJCに参加することで身が引き締まる思いです。
後半の進捗発表は高井さんが担当しました。高井さんは東ティモールでの母子の栄養状態の調査を進めており、現地調査の進捗及び質問票について報告されました。東ティモールの教育機関と共同で進めていくため日本での当たり前では進まないため、国際調査の心構えを共有していただけました。現地調査をするにあたり度重なる変更や困難があったかと想像します。しかし高井さんの今までのご経験があり、乗り越えられてる姿を身近で感じることができ、調査結果だけでなく調査するまでのプロセスを学ぶことができ、国際保健ゼミの醍醐味だと思いました。
次回のゼミは、6月24日(月)16:15~です。進捗は佐藤さんと竹村さんです。JCはお休みとなります。
外部参加も歓迎しております!!
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