樋口は2001年にまだ独立前だった東ティモールに日本のNGOから派遣されたことをきっかけに、東ティモールでの活動、調査・研究を行ってきました。2003〜2008年の博士論文研究、2011〜2015年の2つの科研費研究(「復興開発におけるプライマリヘルスケアの役割:質的手法を用いた地域保健研究」(基盤C・2011~13年度・23590789)、「東ティモールにおける乳幼児栄養不良に関わる母親の健康行動と社会的要因」(基盤B・2012~15年度・24406017))を実施しました。
名古屋市立大学に着任後は、名古屋市立大学とパーツ大学の大学間交流協定を締結に尽力し、2017年からは名古屋市立大学・看護学部とパーツ大学・公衆衛生学部の交換研修(海外実習)を担当しています。
現在は、東ティモールのパーツ大学・公衆衛生学部と共同し、また、東ティモールでJICA草の根技術協力事業を実施中の(一社)Bridges in Public Health(BiPH)とも連携しながら、地域における健康の社会的決定要因に関する研究、公衆衛生分野における人材育成に関する研究を行っています。
東ティモールをフィールドとした研究から発表した学術論文は以下のとおりです。いずれもオープンアクセスです。
名古屋市立大学と東ティモールパーツ大学との交流については以下で報告しています。
その他、学生の学会発表履歴などは資料室にリストしています。
教員の研究活動はResearchmapをご覧下さい。
前職(名古屋大学・医学系研究科)の時より、留学生や海外で研究する日本人学生の研究指導にあたっています。これまでに、エジプト、バングラデシュ、アフガニスタン、モンゴル、キルギス、カンボジア、ミャンマー、ラオスの研究に携わってきました。
これまでに携わった研究地図
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