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インドネシアと東ティモールに行ってきました。
教員の樋口です。帰国して日にちが経ってしまいましたが、実は新年早々インドネシアと東ティモールに行っていました。今回は、大学からの出張ではなく、年休と振休を使ってNGOからの出張としてメインのミッションは新規プロジェクト立ち上げのための情報収集でした。とは言え、東ティモールでの「母子栄養の社会的要因」共同研究プロジェクトのメンバーも一緒でしたので、研究打ち合わせにも参加して、3月に大学からの海外実習派遣の段取りもして、と大学からのミッションを兼ねたマルチタスクの滞在でした。
前回の私の渡航は2024年5月で、私は渡航しませんでしたが、共同研究者や大学院生RAが渡航した世帯訪問調査は8月で、それなりの頻度で渡航していますが、まあ、行く度にいろいろ変わっていますし、いろいろなことが起こります。一筋縄には行きません。疫学研究がしたい、というだけならこんな苦労をしなくてもいいんじゃないか??とも思いますが、まあ、乗りかかった舟というか、袖触れ合うも他生の縁というか、、、
NGOの新規プロジェクトを立ち上げるかどうかの方は、ニーズとフィージビリティについてもう少し情報収集と現地調整が必要そうです。
研究プロジェクトの方は、私は事前打ち合わせとプレテストまでの参加で、一緒に渡航した共同研究者(で大学院生)と現地共同研究者が、先日からフィールドでの聞き取り調査を行っています。8月の世帯訪問調査をもとに一定の条件で抽出した母親に質的インタビューをするという内容なのですが、まあ、予想はしていましたが、その世帯を探し出すのに苦労をしているようです。(写真だけ見ると結構いい感じの打合せ、フィールド調査に見えますが。)あともう少し、がんばって下さい!
研究プロジェクトのメインのデータ収集はこれで終わりますが、この研究プロジェクトの目的は、それをもとに地域保健のデータベースを構築すること。これまでのデータ収集からは骨の折れる仕事というか、高い山のように思えてクラクラしますが、まあ、乗りかかった舟というか、袖触れ合うも他生の縁というか、やるしかないですね。
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