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【2023年9月9日】「第41回びわ湖国際医療フォーラム」にて講演しました。
教員の樋口です。昨日9月9日、大津のコラボしが21というびわ湖のほとりの施設で行われた「第41回びわ湖国際医療フォーラム」の指定講演1で「日本で生活する・働く外国人の保健医療アクセスについて」と題してお話しする機会をいただきました。研究室がこの5年間に取り組んできた調査・研究をまとめて紹介しました。
びわ湖国際医療フォーラムは、国際医療、国際交流に関心のある関西地方の方々によって2000年に設立され、学術集会を継続しておられます。今回は滋賀医科大学社会医学講座衛生部門が当番世話人でお声がけいただきました。
対面で開催をしてきたところ、コロナ禍中はオンラインとなり、今回ははじめてのハイブリッド開催とのことでした。
発表にも質疑応答にも十分な時間をいただくことができ、セッション内外で活発な議論ができました。貴重な機会となりました。
今回は外国人医療のの演題が多かったのですが、最後に「プラネタリーヘルス」の一般演題2つと特別講演がありました。
最近時々耳にするようになりましたが、今ひとつピンと来ていなかったプラネタリーヘルスですが、特別講演では、長崎大学プラネタリーヘルス学環長から、プラネタリーヘルスとはどういうことなのか、非常にわかりやすい説明を伺いました。
プラネタリーヘルスは2015年にLancet誌で提唱された概念ですが、長崎大学では、全学的な取り組みとしてプラネタリーヘルスに貢献することを宣言し、教養講義で全学部生に講義を行ったり、学際的な大学院教育をおこなうプラネタリー学環が設立されたりしているとのことです。(羨ましい、、、)
この話がお聞きできたのも、今回のフォーラム参加の収穫でした。
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